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デル、次世代ファイアウォール新製品「SonicWALL SuperMassive 9000シリーズ」

キャリア向けの性能を企業に提供

SuperMassive 9000シリーズ

 デル株式会社は16日、次世代ファイアウォール(NGFW)のエンタープライズ向け新製品「Dell SonicWALL SuperMassive 9000シリーズ(SuperMassive 9000シリーズ)」を発表した。

 SuperMassive 9000シリーズは、セキュリティ、生産性、パフォーマンス、拡張性のどの点にも妥協することなく、エンタープライズネットワークのニーズに対応するため、新たに設計されたとするNGFW新製品。キャリア向けの「SuperMassive E10000シリーズ」の下位に位置し、高性能な侵入防止機能とアンチマルウェア機能による高い防御力を、遅延をほぼゼロに抑えながら、マルチギガビットのスピードで実現するキャリアクラスのパフォーマンスを企業に提供するという。

 最大32コアのコア密度と、高ポート密度のアーキテクチャをコンパクトな1ラックユニットのアプライアンスに実装し、サーバースペース、電力、冷却などに関わるTCOを押さえられる。

 ラインアップは、コア数、メモリ、スループットなどに応じた「SuperMassive 9600/9400/9200」の3モデル。最新の脅威における検知回避技術に対抗する技術「Reassembly-Free Deep Packet Inspection」や、アプリケーショントラフィックを認識・可視化しきめ細かく制御する「アプリケーションインテリジェンス&コントロール機能」などを搭載している。

各モデルのインターフェイス数
各モデルのパフォーマンス

(川島 弘之)