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IIJのクラウド/ホスティングサービスがSAPの認定を取得、導入・運用支援ソリューションも提供へ

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は8日、自社のホスティングサービスとクラウドサービスの品質に関して、独SAPより認定を受け、「SAP Certified in Hosting Services」および「SAP Certified in Cloud Services」を取得したと発表した。これに伴い、クラウドサービス「IIJ GIO」へのSAP基盤導入・運用を支援するソリューションも、7月より開始する予定。

 「SAP Certified in Hosting Services」と「SAP Certified in Cloud Services」は、サービスのセキュリティレベル、運用に関するマネジメントレベル、基盤設備の堅牢性、サポート体制など、SAPが設定した品質基準をクリアしたサービスを認定する制度。このたび、IIJのホスティングサービスとクラウドサービスがこの制度の審査に合格し、4月18日付けでこれらの認定を取得したという。

 また、SAP Business Suiteの基盤としてIIJ GIOを利用する企業に対し、クラウド上へのSAP BASIS導入・運用を支援するソリューションも提供する予定。このソリューションは、2012年10月よりスタートしている「IIJ GIO統合運用管理サービス」をSAP製品向けに拡張したもので、SAP関連の監視機能を強化し、インフラ全般に加えてSAP BASIS固有の運用をサービスとして提供する。さらに、IIJ GIO環境でSAP製品を円滑に導入するための初期サポートや、BASIS設計・構築なども支援するとのこと。

(石井 一志)