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ネットワールド、VMware ThinAppの導入検討企業を支援する各種サービスを提供

小さく始める「スターターサービスも」

 株式会社ネットワールドは17日、ヴイエムウェアの「VMware ThinApp」を用いたアプリケーション仮想化ソリューションについて、サービスメニューを拡充すると発表した。

 ThinAppは、Windowsアプリケーションの動作に必要なレジストリ情報やシステムファイルを、アプリケーションとあわせて1つの実行ファイルにパッケージングする仮想化ソリューション。OSに依存せずアプリケーションを動作させることができるため、仮想デスクトップ導入の進展やWindows XPのサポート終了問題なども追い風となり、注目が集まっている。

 従来、ネットワールドではThinApp関連のサービスとして「トレーニングサービス」を提供していたが、今回は、アプリケーションの仮想化(パッケージング)を行う「パッケージングサービス」や、ユーザー企業が提示した代表アプリケーションの一覧から、仮想化可能かどうかの簡易診断を行う「アセスメントサービス」、ユーザーが示したアプリケーションに対して、ThinAppによる仮想化可否判断とその難易度を判別するとともに、仮想化にかかる正式費用を提示する「コンサルティングサービス」を提供する。

 さらに、ThinAppの通常機能では仮想化できなかった場合の対策も用意しており、回避策の策定・実行や、稼働後運用途中に不具合が発見された場合の再パッケージングを行う「Advanced パッケージングサービス」、仮想化を行えるようにアプリケーション改修の相談を受ける「アプリケーション改修サービス」をラインアップした。

 なおネットワールドでは、仮想化対象のアプリケーションが少ない企業や、まずは小さく始めたいという企業に向け、「コンサルティングサービス」とアプリケーション2つの「パッケージングサービス」をセットにした、「スターターサービス」も提供するとのこと。

(石井 一志)