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クリエーションライン、CloudStack運用支援ツール「CL@FT」

第1弾は「仮想ルータ・システムVMの監視」を実現

 クリエーションライン株式会社は16日、Apache CloudStack(以下、CloudStack)運用支援アプリケーション「CloudStack Federation Tools(略称:CL@FT)」を発表した。第1弾として「仮想ルータ、システムVMの監視用アプリケーション」を提供する。価格は50万円より。

 CL@FTは、Citrix CloudPlatform powered by Apache CloudStack(以下、CloudPlatform)/CloudStackをより効率的に運用するためのソリューション。

 第1弾の仮想ルータ、システムVMの監視用アプリケーションでは、一般的な監視ソフトでは監視が困難な仮想ルータと管理系システムVMの監視を実現する。同社によれば「CloudPlatform/CloudStackでは仮想ルータ、システムVMはCloudPlatform/CloudStackが提供するテンプレートから作成される。そのため、一般的な監視ソフトで利用されているエージェントを導入できない。今回の製品では、ssh経由で仮想ルータ、システムVMの監視データを取得できる」という。

 また、仮想ルータ、システムVMの監視結果をlog4j形式にて標準出力およびファイル出力する。log4j形式というベーシックなフォーマットを採用することで、一般的な監視ソフトウェアのログ監視機能による監視を可能とした。

 対応プラットフォームは、CloudPlatform 3.0.3以降、Apache CloudStack 4.0.0以降。

(川島 弘之)