CTCSP、米Ideraのサービス事業者向けバックアップソフトを国内で販売

　シーティーシー・エスピー株式会社（以下、CTCSP）は21日、米Ideraと販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、Ideraのサービス事業者向けバックアップソフト「Server Backup for Service Providers」を日本国内で販売する。またあわせて、構築・保守サービスも提供するとのこと。

　「Server Backup for Service Providers」は、サービス事業者がバックアップサービスを提供するための機能全般が備わったソフト。バックアップサービスの提供に必要なポータル画面を通じて、ユーザー自らがバックアップスケジュールの設定やバックアップデータの復旧などを行えるという。

　対応プラットフォームはWindowsとLinuxで、Webホスティングから各種アプリケーションの配信基盤、データベースなど、多くのアプリケーションに適用できる。

　また、バックアップデータは圧縮・暗号化されてクラウド環境上へ保管可能。バックアップサーバーを複数のユーザーに共有させるマルチテナント機能も備えているので、サービス開始に必要なサーバー基盤への投資費用を抑え、従来の最大10分の1の価格でバックアップオプションを提供できるとしている。

　価格は、1サーバーあたり月額200円から。

　CTCSPでは、3年間で1万サーバーのライセンス販売、2億円の売り上げを目指している。なおGMOクラウドが「Server Backup for Service Providers」を採用し、プライベートクラウド「IQCloud」のバックアップオプションとして導入したとのことだ。