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「OSS Radar Scope」のOSS格付け対象にプログラミング言語処理系を追加

OSS Radar Scope

 SCSK株式会社は8日、オープンソースソフト(OSS)を評価・格付けする「OSS Radar Scope」の格付け対象を拡大したと発表した。新たにOSSのプログラミング言語処理系を追加している。

 OSS Radar Scopeは、2012年12月25日に公開したOSSの評価・格付け。2013年1月・2月には変化の激しいOSS Radar Scope動向をとらえるため、データを毎月収集・格付けした結果としてレーティングを発表している。

 2月のレーティング発表時には、格付け対象OSSを26本拡充し、過去の年月を指定することでその時点のレーティングを参照できる機能も追加した。

 2月に追加された26本のOSSは、「Apache HBase」「Apache Log4J」「BIND」「Bootstrap.js」「Bugzilla」「CakePHP」「CodeIgniter」「Eclipse」「eZ Publish」「Fedora」「Floodlight」「Kerberos」「Mercurial」「NetCommons」「OpenCms」「Oracle Berkeley DB」「pgpool-II」「Play framework」「Plone」「qmail」「RRDtool」「Ryu」「Sendmail」「SQLite」「Trema」「XOOPS」。

 今回の発表ではさらに、従来の1)プラットフォーム、2)ライブラリ・フレームワーク、3)ツール、4)ミドルウェア、5)アプリケーションのカテゴリに加えて、6)プログラミング現処理系を新設し、11本のOSSプログラミング言語処理系を選定した。加えて、過去のレーティング順位の推移を表示する機能拡張も行っている。

 追加された11本のOSSは、「Erlang」「GCC」「Haskell」「Lua」「OpenJDK」「Perl」「PHP」「Python」「Ruby」「Scala」「SpiderMonkey」。

(川島 弘之)