イーディーコントライブ、サイボウズ リモートサービス向けのUSB認証キーを発売

　サイボウズ株式会社とイーディーコントライブ株式会社は5日、サイボウズのVPNサービス「サイボウズ リモートサービス」の認証キーとして利用できるUSB認証キー「Safety-DRS for サイボウズ リモートサービス」（以下、Safety-DRS）を発表した。イーディーコントライブが、3月15日より販売する。

　「サイボウズ リモートサービス」は、社内LANのセキュリティ環境を変更せずに、社内LAN内にあるサイボウズ製品、あるいはその他のWebシステムへアクセスできるようにするVPNサービス。一方、イーディーコントライブが提供するSafety-DRSは、「サイボウズ リモートサービス」のクライアント証明書が設定されているUSBデバイスで、認証キーとして機能するので、Safety-DRSしたを挿入したPCのみ、「サイボウズ リモートサービス」を経由して社内システムへアクセスできるように制限することができる。

　また、「サイボウズ リモートサービス」へのアクセス時には、印刷を行えなくしたり、管理者が許可したアプリケーションのみ起動できりょうにしたりできるほか、「サイボウズ リモートサービス」を通じてダウンロードしたファイル、PCではなくSafety-DRS内の暗号化保存領域にダウンロードされるので、より強固なセキュリティを提供できるとのこと。

　さらに、「サイボウズ リモートサービス」以外のネットワークへ接続できないようにするネットワーク制限の機能や、接続PCにインストールされているウイルス対策ソフトのパターンファイル更新状況を表示する機能も備えた。