ニュース

ぷらっとホーム、通販サイトでヤマハの無線LANアクセスポイント「WLX302」を販売

YAMAHA WLX302

 ぷらっとホーム株式会社は4日、業務用IT機器の通販サイト「ぷらっとオンライン」において、ヤマハの企業向け無線LANアクセスポイント「YAMAHA WLX302」を取り扱うと発表した。ぷらっとオンラインでの販売価格は5万1700円で、3月下旬の出荷開始を予定している。

 「WLX302」は、IEEE 802.11a/b/g/nに対応し、主に中小規模ネットワークやSOHOでの利用に適したアクセスポイント。2.4GHz、5GHzの同時利用が可能で、それぞれの周波数ごとに最大50台まで、合計100台までの端末と同時に通信できるという。またIEEE 802.11nを利用すると、5GHz、2.4GHzともに最大300Mbpsまでの高速な無線LAN環境を構築できるとのこと。

 最大の特徴は、無線LANの電波状態を見える化する機能を搭載している点で、スループット、周辺のアクセスポイント、チャネル使用率、CRCエラー率、接続端末などの情報を確認できる。また、検出した値をヤマハ独自の基準と照らし合わせて色別に表示し、無線LAN環境の状態を視覚的に把握できるようにした。

 なお設定は、ルータで培ったノウハウを生かし、WebブラウザからGUIで容易に実行可能なほか、Telnetやシリアルコンソールからの設定にも対応。さらに、ヤマハのルータから複数のアクセスポイントの設定・管理を一元管理する機能も備えた。

 セキュリティも、無線LAN通信を暗号化するAES、TKIP、WEPの各方式に対応しており、認証方式としてPSK、WPA/WPA2パーソナル、WPA/WPA2エンタープライズ、MACアドレス認証をサポート。さらに簡易RADIUSサーバーを内蔵しているので、別途サーバーを用意することなく、最大100台までの無線LAN端末のWPA/WPA2エンタープライズ認証を行えるとのこと。

(石井 一志)