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レッドハット、パートナー向けスペシャリスト育成プログラムを開始~3年で1万人の育成を目指す

 レッドハット株式会社は13日、パートナー企業向けの技術者育成プログラム「Red Hat Partner Developer Program」と、同プログラムの認定制度「Red Hat Product Specialist」を提供開始すると発表した。オープンソースソフト(OSS)を活用したソリューション提案を行える技術者の育成が目的で、レッドハットでは今後3年間に1万名のスペシャリスト育成を目指すという。

 今回発表されたRed Hat Partner Developer Programは、多くのパートナー企業において、OSS技術者や、OSSソリューションを提案できるシステムズエンジニア、アーキテクトを増加させるための取り組み。専門知識を付けるための1~2日間の認定トレーニングを受講し、認定試験に合格することにより、Red Hat Product Specialistの資格が得られるという。

 なおRed Hat Product Specialistの中には、IT基盤のOSS化のための高度な製品知識を持ち、Red Hat Enterprise Linuxと仮想化を活用したソリューション提案ができる「ITインフラソフトウェアスペシャリスト」、JBoss Enterprise Middlewareを中心としたアプリケーション基盤のOSS化のための知識を持ち、幅広いソリューション提案ができる「ミドルウェアソリューションスペシャリスト」の2つが用意される。

 Red Hat Partner Developer Programの提供価格は、1名あたり10万円から。

(石井 一志)