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ソフォス、BYOD対応を強化したモバイルデバイス管理ソリューションの新版

 ソフォス株式会社は6日、モバイルデバイス管理(MDM)製品の新版「Sophos Mobile Control 3.0」を発表した。オンプレミス版、SaaS版の両方で提供する。

 「Sophos Mobile Control」は、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスを管理し、企業データを保護するための製品。新版では、個人所有の端末を業務で利用する、いわゆるBYOD(Bring your own device)が増加していることを受けて、セキュリティソリューションの「Sophos Mobile Security」と統合され、Android向けのセキュリティ対策が強化された。

 具体的には、すべてのアプリケーションや外部記憶メディアでマルウェアのスキャンを実施でき、検出された問題は管理者へ一元的にレポートされる。また問題が発生した際には、自社のコンプライアンス設定で定義したアクションが自動的に実行されるとのこと。

 またSophos Mobile Securityにより、Android端末でもURLフィルタリング機能が利用できるようになった。この機能では、ユーザーがアクセスしようとするURLをSophosLabsがホストしているデータベースで検証し、そのレピュテーションとマルウェアについて確認。悪意のあるコンテンツやフィッシングサイトであることが検出されると、ユーザーに警告が表示され、安全なサイトへとリダイレクトされる。

 加えて今回は、サムソン製デバイスの一部が対応している、エンタープライズ向けのAndroid端末管理機能「Samsung SAFE(Samsung for Enterprises)」もサポートした。

(石井 一志)