クオリティソフト、マルチデバイス対応の統合IT資産管理ツール「QND」

　クオリティソフト株式会社は31日、オンプレミス型の統合IT資産管理ツール新版「QND Advance/Standard Ver.10i」、オンプレミス型のクライアントPC操作ログ取得ツール新版「QND ClientLog Ver.2.4i」、クラウド型のマルチデバイスセキュリティ維持管理サービス新版「ISM CloudOne Ver.4.4i」を発売した。

　統合IT資産管理ツールでは、従来の「QAW」から「QND Advance」へ、「QND Plus」から「QND Standard」へ名称を変更。新機能を追加して提供する。具体的に、ユーザーインターフェイスを刷新し、簡単操作ボタンを新設した。

　また、スマートデバイス管理（ISM CloudOneとの連携機能）を搭載し、Android/iOSにおけるインベントリ情報取り込み、ステータス変更、リモートワイプ・ロック機能を利用可能にした。

　クライアント操作ログ取得機能（QND ClientLogとの統合）を搭載し、14種の操作ログを取得可能とした。ログ検索、トレース機能、“お知らせバー”へのアラートおよびアラート一覧表示機能も利用できる。ただし、同機能を標準搭載するのは「QND Advance」のみで「QND Standard」ではオプション提供となる。

　このほか、Windows 8とWindows Server 2012を管理対象に追加した。

　クライアントPC操作ログ取得ツールでは、従来の「QOH」から「QND ClientLog」へ名称を変更。新機能としては「QND Advance/Standard」との連携機能のほか、Windows 8とWindows Server 2012をログ取得対象に追加した。

　マルチデバイスセキュリティ維持管理ソリューションの「ISM CloudOne」では、管理対象OSにWindows 8、Windows Server 2012、Mac OS X 10.8、iOS 6を追加したほか、スマートデバイス向け機能として、SDカード接続制御/Bluetooth制御（Android）に対応した。