クオリティソフト、デバイスセキュリティ管理サービスをシンガポールで提供開始

　クオリティソフト株式会社とKDDIグループのDMX Technologies Group（以下、DMX）は21日、アジア圏においてセキュリティ関連サービスのライセンス販売を行うグローバルビジネスパートナー契約を締結したと発表した。第一弾として、KDDI Singaporeを通じて「PC＆スマートデバイスセキュリティ管理サービス」の提供を開始した。

　シンガポールでは、2014年7月から個人情報保護法が適用開始となり、情報セキュリティに関する対策が課題となってきているという。

　「PC＆スマートデバイスセキュリティ管理サービス」は、現地での管理ニーズに加え、グローバルITガバナンスの強化を図りたい日本企業・日系企業の管理者が現地PCや外出中のスマートデバイスの資産情報を、日本にいながら可視化できる。また、これらの端末に対するポリシーの強制適用や、毎日更新されるセキュリティプロファイルにより、自動的に端末の脆弱性診断が行われ、セキュリティ状況を可視化できる。

　シンガポールで提供されるサービスは、提案から販売・導入、アフターサポートまでを、クオリティソフトが提供するクラウド型IT資産管理ツール「ISM CloudOne」の技術認定資格を保有するKDDI SingaporeおよびDMXが共同で実施。東南アジア各国の現地管理者の運用も想定し、英語でのサポートにも対応するなど、日々の運用を現地スタッフで完結できるシステムとなっている。