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テックウインド、OpenFlow v1.2対応の48ポートGbEスイッチ~10GbEアップリンクにも対応

ネットワーク製品ブランド「Estrade」の第1弾

AS4600-54T

 テックウインド株式会社は30日、ネットワーク製品ブランド「Estrade」を立ち上げると発表した。さまざまな著名ネットワーク機器ベンダーにOEM/ODM提供の実績を持つ、台湾の大手ネットワークメーカーと提携して製品開発・生産を行い、高機能かつ低価格を実現したという。第1弾としては、OpenFlow v1.2に対応したトップオブラック(ToR)向けスイッチ「AS4600-54T」を、2月1日より販売開始する。

 「AS4600-54T」は、1000BASE-T×48ポート、10Gigabit Ethernet(GbE) SFP+×4ポートを搭載するToRスイッチ。最新のチップセットを搭載するほか、オープンソース技術を活用することで、高いスイッチング能力と安定性を備えているという。また、昨今話題のOpenFlow(v1.2)に対応する点も特徴で、OpenFlowの入門機としても活用できるとのこと。

 ラインアップとしては、レイヤ2モデルとレイヤ3モデルが用意されており、参考価格はそれぞれ59万8000円、69万8000円。発売と同時に、法人向けの評価機貸し出しサービスも開始する。

 またテックウインドでは、製品保守に関するオプションサービスも用意した。Estrade製品では3年の標準保証を提供するが、さらなる長期運用を考慮し、保証期間を5年に延長するサービスや、オンサイト保守サービス、故障時に代替機を先出し発送するデリバリー保守サービスを、2月上旬よりオプションとして提供するとのこと。

 なお、従来は別ブランドで取り扱ってきたフル10GbEスイッチ「AS5600シリーズ」も、今後はEstradeブランドに統合して販売される。

(石井 一志)