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NEC、台湾海峡を横断する光海底ケーブルの建設プロジェクトを受注

 日本電気株式会社(NEC)とNEC台湾は28日、台湾最大の通信事業者である中華電信から、台湾島と台湾海峡を越えた島を結ぶ光海底ケーブル「台澎金馬第三海纜(通称:TPKM3)」のケーブル建設を受注したと発表した。

 TPKM3は、台湾北部の「桃園」から台湾海峡を越えた「馬祖」を結ぶケーブルと、台湾南部の「台南」から「澎湖」を経由して台湾海峡を越えた「金門」を結ぶケーブル。両ケーブルとも台湾国内の無中継光海底ケーブルシステムで、NECとNEC台湾では総距離約510kmの光海底ケーブルを供給し、約13カ月の予定で敷設工事を行う。

 NECでは、2000年9月に同じく台湾海峡をまたぐ無中継光海底ケーブル「TPKM2」を納入しており、今回のTPKM3の敷設により台湾海峡をまたぐ通信容量の増大を実現する。

TPKM3敷設ルート

(三柳 英樹)