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住友電工情報システム、プッシュ型情報共有に対応した全文検索エンジン「QuickSolution」新版

 住友電工情報システム株式会社は28日、全文検索エンジンの新版「QuickSolution Ver.8.2」を発表した。2月1日より販売を開始する。

 「QuickSolution」は、3TB・3000万文書のファイルサーバーを1サーバーでリアルタイム検索できる、企業向けの全文検索エンジン。今回の新版では、まず、プッシュ型情報共有機能「スマートパネル」を新たに提供する。この機能では、エンドユーザーが“お気に入り”登録したデータの更新情報や、フォロー対象として登録したフォルダ内の更新ファイル情報などを通知してくれるので、共有すべき最新情報を、検索を行うことなく参照できるようになったという。

 また、キーワードとキーワードの距離を検索条件として絞り込み、より適合度の高い検索を行える「近傍検索」、「論理式検索」を検索画面上での簡単な操作で行えるようにしたほか、スマートフォン専用の検索画面を用意している。

 さらに、最新のWindowsサーバーであるWindows Server 2012をサポート。実行環境についても、セキュリティ面を考慮してJava 7へ移行した。

 価格は、フルスペックのFSモデルで120万円~900万円(税別)、基本機能のみを提供するDBモデルで80万円~600万円(税別)。

(石井 一志)