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「お名前.com デスクトップクラウド」、米国拠点の仮想デスクトップを提供

 GMOインターネット株式会社は10日、仮想デスクトップを利用できるクラウド型サービス「お名前.com デスクトップクラウド」で、利用できるデータセンターを日本と米国の拠点から選択できるマルチリージョンに対応した。

 GMOインターネットでは、障害対策としてバックアップの意識が高まっていることや、海外で事業を展開する利用者からの要望を受け、利用できるデータセンターの所在地を日本と米国の2カ所から選べるマルチリージョンに対応。提供中の全プランで、データセンターの所在地を選択できるようになった。

 「お名前.com デスクトップクラウド」は、データセンター内にある仮想Windowsデスクトップ環境を、インターネット経由でリモート操作できるサービス。リモートデスクトップ接続が可能であれば、WindowsやMac、iPad、Androidなどの各種端末からでも利用できる。

 OSにWindows Server 2012を採用し、仮想デスクトップとしてWindows 8と同様の最新のWindows環境が利用可能。利用プランとして汎用の「スタンダード」プランのほか、Windows 8アプリの開発環境としてVisual Studio Professional 2012がプリインストールされた「for Windowsアプリ」プラン、FXトレードソフトがプリインストールされた「for FX」プランが利用できる。

(三柳 英樹)