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ゼンク、SugarCRM商用版の販売・サポートを開始~全エディションに対応

 株式会社ゼンクは10日、オープンソースのCRMソフト「SugarCRM」を開発している米SugarCRMとパートナー契約を締結すると発表した。これに伴い、SugarCRMの販売およびサポートを開始する。

 「SugarCRM」は、SugarCRMが中心となって開発・提供しているオープンソースCRMソフト。営業、マーケティング、顧客サポートなどの基本的な機能を備え、カスタマイズしたCRM環境を構築できる。

 ゼンクでは2012年4月から、無償版である「SugarCRM Community Edition」の保守サポートを提供していたが、SugarCRMとの契約を受けて、すべてのエディションのカスタマイズ、サポートを提供するとのこと。

 なお同社では、業務の効率化を目指してCRMやSFAを導入したものの、コスト面で問題を抱えている企業に対してSugarCRMへの移行を促進するとしており、こうした企業を支援するために、コンサルティングやトレーニングの提供、機能のカスタマイズなどを提供していく意向だ。

(石井 一志)