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イージェネラ、マルチベンダーの混在環境に対応した「PAN Manager 7.4」

 イージェネラ株式会社は7日、ブレードサーバー向けのリソース管理ツール「PAN Manager」において、異機種混在環境の統合管理に対応した「同 7.4」を同日より提供開始すると発表した。

 PAN Managerは、物理サーバーと仮想サーバーに対して迅速なプロビジョニング、可用性、災害復旧機能を提供するソフト。サーバーリソースを仮想化してリソースプールを構成することにより、各業務に対して必要な時に必要なリソースを割り当てられるようにしている。

 イージェネラでは当初、自社のハードウェア向けにPAN Managerを提供していたが、HP、IBM、NEC、富士通といったサーバーベンダーのハードウェアに対しても提供を開始しており、最大256台のブレードを1つのPAN Managerで管理可能にしていた。

 ただし従来は、1つのリソースプール内では同一ベンダーのハードウェアでしかPAN Managerを利用できなかったが、今回の新版からは、マルチベンダーでの混在環境に対応している。なお、現在はHPとIBMをサポートしており、4月にはNECと富士通に対してもサポートを拡張する予定だ。

(石井 一志)