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ASTERIA WARP次期版がAmazon Elastic MapReduceに対応、Asakusa Frameworkとの連携も
(2012/12/26 13:08)
インフォテリア株式会社は26日、企業内の各種システムを連携させるEAI(Enterprise Application Integration)ツール「ASTERIA WARP」の次期バージョン「同 4.7」において、Amazon Web Services(AWS)のクラウド型データ処理サービス「Amazon Elastic MapReduce」に対応すると発表した。次期バージョンは、2013年1月の出荷を予定している。
Amazon Elastic MapReduceは、Hadoopフレームワークを利用して大量のデータ処理を容易に行えるサービス。クラウドサービスであるため、ユーザー側がハードウェアを用意しなくとも、AWSの基盤を利用して容易にHadoopによる分散処理環境を利用できる。またHadoopを用いてバッチ処理を効率化するために、ノーチラス・テクノロジーズでは「Asakusa Framework」を提供しており、企業からの注目も高まっているという。
インフォテリアではこうしたサービスと企業システムの連携を図るため、ASTERIA WARPの次期バージョンに、Amazon Elastic MapReduceとの連携機能を搭載する。さらにAsakusa Frameworkとも連携させ、Amazon Elastic MapReduce上で基幹バッチ処理を実行できるようにするソリューションを構築して、実証実験を実施。ホワイトペーパーをWeb上で公開している。
なおAWSの日本法人であるアマゾン データサービス ジャパン、インフォテリア、ノーチラス・テクノロジーの3社では、この実証実験結果を基にしたセミナーを、2013年1月18日に東京・目黒のアマゾン データサービス ジャパン本社内で開催する。参加費は無料。