ニュース

漢検CBTの書き取り問題用にワコムの液晶サインタブレットが採用

STU-520

 株式会社ワコムは5日、漢検CBT(Computer Based Testing)において、同社の液晶サインタブレットが受検者の書き取り問題用入力デバイスとして採用され、運用が開始されたと発表した。

 今回採用された液晶サインタブレットはカラー表示が可能な「STU-520」で、約500台が順次全国の漢検CBT会場に導入される予定。同社のペンタブレットは漢検CBTが開始された2002年度より使用されていたが、今回の切り替えで液晶画面に直接ペンで書き込めるため、受検者の入力機器への慣れなどに左右されることなく解答を入力できるようになるという。

漢検CBT手書き問題イメージ
漢検CBT受検の様子

 漢検CBTは、コンピュータを使って日本語漢字能力検定を受検するシステム。合格すると従来のペーパーでの検定と同じ資格が得られ、毎日でも検定が受けられる点や申し込みから結果発送までの期間が短いなどのメリットがあり、年々受検者のニーズが高まっている。

()