KCCS、中小規模ネットワークにも対応した脆弱性診断クラウドサービス


 京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は7日、クラウド型ネットワーク脆弱性診断サービス「nCircle PureCloud」を発表した。同日より提供開始する。

 nCircle PureCloudは、中小規模ネットワークにも対応したクラウド型脆弱性診断サービスで、クラウドサービスであるため、ネットワークの脆弱性診断で通常必要となる高価なアプライアンスなどは不要。拠点内のクライアントPCに簡易な設定をするだけですぐに利用開始でき、コストや導入期間を抑えて容易に診断を始められる点が特徴という。

 さらに、クラウドサービスならではのメリットを生かし、国内での契約のみでグローバルでの利用も可能。海外拠点や子会社を含めたグループ企業全体で、統一したリスク管理を行える点もメリットとした。

 また診断情報もクラウド上にAES暗号化された状態で保存され、いつでも閲覧可能。24時間365日の監視が行われているほか、金融機関でも使われている暗号化通信(SSL 3.0/TLS 1.0)を採用しているので、セキュリティ面にも配慮されているとのこと。

 なお脆弱性診断には、全世界で6000社以上の導入実績を持つnCircle Network Securityの「nCircle IP360」を使用する。

 価格は、IPアドレス1つあたり年間8000円で、最低10アドレスから利用可能。また、購入前に試用できる、1カ月間の無償評価サービスも提供されている。

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