テキストWeb会議サービス「co-meeting」正式版がリリース
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株式会社co-meetingは10日、テキストWeb会議サービス「co-meeting」の正式版(無償)をリリースした。
co-meetingは、リアルタイムにテキストベースでWeb会議が行えるサービス。会議参加者がチャットに文字を入力すると、その文字が1文字単位でリアルタイムに画面の表示される「ライブタイピングチャット機能」が特徴。
例えば、Skypeの場合、入力完了後にエンターキーを押して発言を確定させないと何を書いているのかは他の人には伝わらない。ライブタイピングチャット機能では、文字を入力している段階からその内容が画面に表示されるため、より臨場感のあるテキスト会議が可能となる。
会議を始める際にテーマを決めて、そのテーマに沿って会議参加者とコミュニケーションが取れる。テーマは複数設けられるため、一度に複数のテーマについて議論が行える。また、テーマごとに履歴も確認できるため、情報共有も容易に可能だ。
画面右端には、複数人で共同編集できるホワイトボード領域も備える。ここに会議の議事録をまとめていける。正式版ではFacebook、Googleアカウントでのログインにも対応している。
同社では、電話やSkypeは記録に残らない、メールやチャットはリアルタイムに話せない、参加者が増えると議論の進行が遅い、といった従来の課題を解決するサービスとして、co-meetingを訴求する考え。
夏頃には「可用性」「機密性」「完全性」を強化したco-meeting Enterpriseもリリースする見込み。こちらはユーザー管理、アクセス権限制御、公開管理、HTTPS対応、冗長構成・分散に対応する。加えて2013年にco-meetingの機能をあらゆるサイトに組み込めるAPIの提供も予定する。