SCSK、大阪データセンターをBCP支援拠点として強化・拡充
SCSK株式会社は4日、netXDC大阪第1センターを関西BCP(事業継続計画)支援データセンターとして強化・拡充すると発表した。運用実績豊富なSEを配置した万全の体制で、実効性の高いBCPを支援するという。同日よりサービスを開始する。
netXDC大阪第1センターは、「災害に強い立地」(大阪湾から10km、海抜78m)、「便利なアクセス」(大阪国際空からモノレールで12分、新大阪から地下鉄で13分)、「堅牢なセキュリティ」(警備員、入館カード、セキュリティゲート、共連れ検知、なりすまし防止、ラック二重ロックなど)を備えたデータセンター。
今回は、BCPニーズの高まりに応えられるようサービスを強化。BCPを支援するため、基幹系システムなどの運用実績が豊富なSEを配置し、バックアップを適切に運用するサービスを提供するほか、日々の運用実績に基づく改善提案によって、運用品質の向上を支援。BCPに関するコンサルティングや策定支援も提供する。
運用面ではこのほか、ITILをベースに標準化された運用プロセスに則り、各種運用サービスを提供。定型的な運用だけでなく、顧客専任SEによる柔軟なシステム運用を実現する。
また、関西地区だけでなく、関東地区のデータセンターとの広域ネットワーク網を実現。netXDC大阪第1センターをメインセンターとしても、バックアップセンターとしても利用できるようにした。
SCSKでは、自社でバックアップ運用要因を配置できない企業に向けて訴求。2012年度に10億円の売上を目指す。
2012/4/4 17:14