Beat Com、災害時に緊急連絡手段として使える社内SNSパッケージ


 株式会社Beat Communication(Beat Com)は6日、平時には企業内の情報共有・コラボレーションツールとして使え、災害などの有事の際はBCP対策に活用できる社内SNSパッケージ「Beat Shuffle For BCP」を発売した。

 搭載する機能は、「スケジュール」「Q&A」「つぶやき」「コミュニティ」「日記」「検索」「アンケート」「wiki」「メッセージ」で、スマートフォン対応や管理機能も備える。

 平時には社内のコラボレーションツールとして利用し、有事の際には安否確認アドに利用可能。社内での情報共有方法に関するコンサルティングも含むパッケージ製品として提供される。

災害対策の利用イメージ

タイムライン機能を活用した安否確認安否情報の確認

 東日本大震災では、災害時にTwitterやFacebook、あるいは企業内ソーシャルメディアが、家族や社員の安否確認、災害状況の把握、交通インフラや計画停電の把握、政府広報情報の迅速な入手、テレビ新聞の報道の補足、情報の発信などの目的で活発に活用された。

 災害時の連絡手段として「社内SNSやミニブログのような仕組みが必要か」という質問に対して83%が「必要」と回答するなど、企業のBCP対策としてソーシャルメディアの活用と普及が期待されている。

 Beat Comは、こうしたニーズに対応するとともに、平時には普段のコラボレーションツールとして利用できる「Beat Shuffle For BCP」を提供することで、ユーザー企業の費用対効果を向上させる狙い。

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