日本オラクル、中堅企業向けERPユーザー画面の使いやすさを向上

　日本オラクル株式会社は23日、中堅企業向けERP製品「JD Edwards EnterpriseOne」の最新技術基盤「同 Tools 9.1」、およびスマートフォンアプリの提供を開始した。

　「JD Edwards EnterpriseOne Tools 9.1」は、ERPの技術基盤として、インストール作業、ソフトの更新作業、システムの運用管理を最適化する。

　新版ではUIを最適化し、業務システムホームページ、メニューオプション、業務フローに合わせたメニュー構成をユーザーが自由に設定できるようにした。

　レポーティング機能も強化。対話型画面紹介機能を強化することで、業務に必要な意思決定を支援するデータに容易にアクセス可能となった。また、「JD Edwards EnterpriseOne」を稼働するために必要なサーバーのクラスタ化に対応し、システム全体の可用性を向上した。

　併せて、「JD Edwards EnterpriseOne」をiPhone/Android/BlackBerry端末から操作できる専用アプリを提供。「JD Edwards EnterpriseOne」における、1）セルフサービスによる一般購買申請・承認が可能な機能、2）購買申請の承認を行う機能、3）顧客対面の営業担当者やサポートエンジニアなどのために受注オーダー・履歴、品目数量、価格情報を参照できる機能が、スマートフォン専用のユーザー画面として提供される。