FJM、業務アプリ「GLOVIA smart」の不動産業向け製品~クラウド環境にも対応


 株式会社富士通マーケティング(以下、FJM)は16日、業務アプリケーション「GLOVIA smart」の特定業種向けラインアップを拡充すると発表した。不動産業向けの「GLOVIA smart ビルメンテナンス」「GLOVIA smart 不動産 プロパティマネジメント」を提供開始する。

 新製品のうち「GLOVIA smart ビルメンテナンス」は、ビルメンテナンス業向けに特化した販売管理システム。業務に必要な機能をシステム化し、業務効率化と経営力強化を支援できるとのことで、より強固な管理・統制や、取引業務の自動化を必要とする企業向けには、承認機能などを搭載した「GLOVIA smart ビルメンテナンス/マネジメント」も用意されている。

 一方の「GLOVIA smart 不動産 プロパティマネジメント」は、賃貸契約管理業務を中心としたテナントリーシング業向けのシステムである。

 両アプリケーションとも、関連する業務全般を網羅しており、業界特有の機能を標準で備えているため、新たな機能を作りこむ手間を省き、短期間かつ低コストでのシステム導入を実現。また、管理物件の収益性を把握するレポーティング機能により、迅速かつ的確な経営判断をサポートするとのこと。さらに、FJMが提供するクラウド環境での利用も可能になっている。

 なおFJMでは、今後3年間で、「GLOVIA smart ビルメンテナンス」および「GLOVIA smart ビルメンテナンス/マネジメント」で150本、「GLOVIA smart 不動産 プロパティマネジメント」では100本の販売を見込んでいる。

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