ソフトバンクテレコムのクラウド型ビデオ会議システムがスマートデバイスに対応


 ソフトバンクテレコム株式会社は15日、クラウド型ビデオ会議システム「ホワイトクラウド ビデオカンファレンス」をスマートデバイスに対応させると発表した。

 「ホワイトクラウド ビデオカンファレンス」は、多拠点でのHDビデオ会議に必要な接続機能を、クラウド型で提供するサービス。これを利用すると、ユーザー企業は自社でMCU(多地点接続装置)などを用意することなく、ビデオ会議を行うことができる。

 今回の強化では、iPhoneやiPadといったスマートデバイスから3G回線やWi-Fiを経由して会議に接続できる機能が追加された。これにより、小規模な拠点間を結ぶビデオ会議の実施や外出先からのビデオ会議参加が可能になったほか、作業現場の状況、遠隔からの指示や確認を同じ画面で共用しながら作業を進めるなど、会議以外での業務シーンでも利用できるようになったとのこと。

 iPhoneやiPadについては、専用アプリケーションをApp Storeからダウンロードし、そのアプリケーションを用いて会議に参加する仕組み。ログインIDと登録デバイスの一致を確認して管理するため、なりすましやID盗難などを防げるほか、3GやWi-Fiといったネットワーク接続状況に応じて、最適な映像を自動的に再生できるとのこと。

 端末は、2台から最大120台までの多地点接続を行え、会議の資料も参加者全員で共有可能としている。

 スマートデバイスの接続料金は、初期費用が5250円/ID、月額費用が3150円/ID

関連情報