図研ネットウエイブ、FortiGateの仮想アプライアンスをクラウド事業者向けに月額課金で提供


 図研ネットウエイブ株式会社は14日、データセンター/クラウド事業者向けにゲートウェイセキュリティサービスを提供すると発表した。フォーティネット製UTMの仮想アプライアンス版「FortiGate 仮想アプライアンス」を利用し、月額課金で提供する。

 従来、UTMはハードウェアアプライアンスとして提供されてきたが、昨今では仮想サーバー環境で動作する仮想アプライアンスとしての提供も増えてきた。今回、図研ネットウエイブが提供するサービスは、フォーティネットの仮想アプライアンスを定額の月額課金で利用できるため、データセンター/クラウド事業者は初期投資へのリスクなしに、自社の顧客向けにUTMサービスを開始できるという。

 また、データセンター/クラウド事業者が各顧客に提供した「FortiGate 仮想アプライアンス」に対し、ファイアウォールやVPN、IPSなどのセキュリティポリシーを、それぞれの要件に応じて柔軟に設定できる点も強みだ。

 なお、データセンター/クラウド事業者が提供するクラウドサービスのオプションとして「FortiGate 仮想アプライアンス」を提供し、申し込みがあったライセンス数分だけ月々の定額料金を支払う、といった方式で課金されるとのこと。

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