75名ほどの中小企業向けセキュリティアプライアンス「WatchGuard XTM 33」


 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は1日、セキュリティアプライアンス新製品「WatchGuard XTM 33」を出荷開始した。

 WatchGuard XTM 33は、50~75ユーザー規模の中小企業を対象としたデスクトップ型セキュリティアプライアンス。「Fireware XTM Pro OS」を搭載し、容易な操作性で企業のネットワーク、アプリケーション、データを強力に保護するという。

 有線モデルと無線モデル(IEEE 802.11a/b/g/n)をラインアップ。筐体サイズは有線モデルが15.5×19.0×3.2cm、無線モデルはアンテナ部の分だけ大きく19.7×27.3×12.7cm。ファイアウォールスループットは850Mbps、VPNスループットは100Mbps、セキュリティ機能をすべて利用した場合のXTMスループットは45Mbps。Gigabit Ethernet×5ポートを備え、同時セッション数は4万、VLAN数は50となる。

 VPN機能は、iOSデバイスやリモート環境のPCとの接続を簡単に設定可能。アプリケーション制御では、Facebookなどのアプリ単位で利用制限することが可能。最新のIPS、アンチウイルスゲートウェイ、迷惑メール対策機能を合わせることで、中小企業のネットワークを包括的に保護できる。また、クラウドベースのIP/URLレピュテーション技術「WatchGuard RED(Reputation Enabled Defense)」を活用してインターネット上で脅威をブロックし、アプライアンスでの無駄な処理を低減することも可能だ。

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