アシスト、ID管理やログモニタリング環境を短期間に立ち上げられるパッケージ


 株式会社アシストは15日、自社が取り扱っているID管理ツール「LDAP Manager」と統合ログ管理ツール「Logstorage」において、他製品との連携を容易にする「LDAP Manager ID連携キット」「Logstorage ログレポートキット for LDAP Manager」を、同日より提供すると発表した。

 「LDAP Manager ID連携キット」は、ID管理環境を短期間かつ容易に実現できるようにするパッケージ。エクスジェンの「LDAP Manager」を中核に、日立ソリューションズの「秘文」、CAの「CA Access Control」といった製品を組み合わせている。また、Windowsサーバーの独自ユーザーと連携しID管理を実現するために必要な、スクリプト、ID連携キット仕様書、導入ガイド、テスト仕様書なども一式セットにした。今後は、日立の「JP1」、Oracle製品用の連携キットも提供を予定しているという。

 価格、最小構成の「LDAP Manager」の製品ライセンス、初年度製品サポート料などを含めて132万円(税別)から。

 一方の「Logstorage ログレポートキット」は、インフォサイエンスの「Logstorage」を用いて、連携対象製品のログ収集、一元管理を実現するためのAgentログ収集設定やログ抽出スクリプト、ログフォーマット定義を提供するキット。アシストが導入実績に基づいて作成した監査/分析レポートのテンプレートを用いることにより、ログのモニタリング環境の構築を、短期間で実現する。すでに、「JP1」「CA Access Control」「秘文」や、インサイトテクノロジーの「PISO」向けが提供されていたが、今回は新たに「LDAP Manager」向けを製品化した。

 こちらの価格は、最小構成の「Logstorage Workgroup版」の製品ライセンス、集計モジュール、レポートモジュール、5クライアントライセンス、初年度製品サポート料などを含み138万円(税別)から。別途、導入費用などが必要になる。

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