双日システムズ、クラウド環境を利用したディザスタリカバリサービス


 双日システムズ株式会社は7日、クラウドを活用したディザスタリカバリ(DR)サービス「nDRクラウドサービス」を、11月21日より開始すると発表した。

 「nDRクラウドサービス」は、遠隔地のクラウド基盤に、データだけではなくシステムを丸ごとレプリケーションするサービス。ノベルのDRツール「PlateSpin Protect」を利用しており、サーバーの設置場所や使用しているソフトに依存することなく、システムを丸ごとバックアップできるため、自社設置やデータセンターといった場所にとらわれることなく利用可能という。

 同期は1日1回行い、災害時にはアクセス先を変更するだけで、数時間程度での素早い復旧が可能になる。また、クラウド基盤を活用しているので、低コストでの導入を行える点も特徴。製造業や流通業を中心とした、中小企業のニーズに応えられるとした。

 参考価格は、初期費用が35万円、サービス利用料が月額10万円で、最低利用期間は1年。双日システムズでは、2014年度に3億5000万円の販売を目指す。

関連情報