RSUPPORT、SaaS型のリモートデスクトップ「RemoteView 5 Enterprise」


 RSUPPORT株式会社は14日、BCP対策用リモートデスクトップサービス「RemoteView 5 Enterprise」の提供を開始した。SaaS型サービスで初期導入費用と時間を短縮できるのがメリットとなる。価格は年間1万2000円/エージェント。

 RemoteView 5 Enterpriseは、SaaS型のリモートデスクトップサービス。BCP対策に有効で、仮想サーバー、シンクライアント、VPNなどを導入することなく、年間費用のみで迅速に利用できる。

 機能面では、RSUPPORTが10年間開発してきたVRVD(Virtual Remote Video Driver:仮想ドライバ)と圧縮技術を採用したことで、低速ネットワーク環境でも速いレスポンス(RDPと比べて約3倍)を実現したという。また、異なるOSやデバイスであっても遠隔操作できる「Cross Remote Control」エンジンを搭載し、Windows/Linux/Mac/iOS/Androidなどで利用できる。

 iPhone/iPad/Android端末では3G/Wi-Fi両環境に対応。二要素認証やSSL、AES 256ビット暗号化によりセキュリティを確保し、ファイル転送禁止などの運用ポリシーに合わせたカスタマイズにも対応。vProテクノロジーもサポートし、遠隔からアクセス対象となるPCの電源オン・オフが行える。

 動作環境は、エージェント側(リモートコントロールされる端末)がWindows 2000 SP4/XP/Vista/7/8、Windows Server 2000/2003/2008/2008 R2、Linux CentOS 5.5。ビューア側(リモートコントロールする端末)がWindows 2000 SP4/XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.5/10.6/10.7、対応ブラウザはInternet Explorer 6.0/7.0/8.0/9.0、Firefox 3.0以上、Google Chrome 14以上、Safari 3.2、Opera 11.5以上、対応スマートデバイスはiPhone 3.1以上、iPad 3.2.1以上、Android 2.1以上、3.0以上、Windows Mobile 6.X。

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