大塚商会、回線サービスをセットにした災害対策ソリューション「TWIN NAS遠隔地バックアップ」


 株式会社大塚商会は、大容量ファイルサーバーとバックアップストレージ、回線サービスをパッケージ化した「TWIN NAS遠隔地バックアップ 3TB/6TBパック」を、10月6日より提供開始する。

 大塚商会では以前から、ストレージを二重化したファイルサーバーソリューション「TWIN NASシリーズ」を提供しているが、今回ラインアップされた「TWIN NAS遠隔地バックアップ」は、バックアップデータの遠隔地保管に対応する点が特徴。「TWIN NAS 3TB/6TBパック」と「TWIN NAS DRオプション」を組み合わせ、データを三重に保全することで、万一の障害・災害発生時に備えた、企業のBCP対策として有効活用できるという。

 回線については、ベストエフォート型の「O-CNET SMILE WAN」を利用し、コストを抑えているので、中小企業でも利用しやすくなっているとのこと。またシステム設計コンサルティングやファイルサーバー設定作業などを効率化しているほか、専用回線の事務手続き、ルータのレンタル、設置・設定などを一元化しているため、導入時の手間や工数を削減可能とした。

 なお通常のバックアップ運用では、ファイルサーバーの運用サイトで1時間ごとのフルバックアップ、1日1回のスナップショットバックアップを実施。遠隔地へは、3時間ごとに差分データのみを転送する。

 価格は、容量3TBの場合が初期費用576万2000円(税別)から、容量6TBの場合が716万2000円(税別)から。別途、ストレージの保守契約や、ルータのレンタル費用、監視・保守・通信回線費用などが必要になる。

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