アシスト、米EnterpriseDBのデータベース製品「Postgres Plus Advanced Server」を販売開始
株式会社アシストは3日、米EnterpriseDBのデータベース製品「Postgres Plus Advanced Server」を、10月17日より販売開始すると発表した。
「Postgres Plus Advanced Server」は、オープンソースRDBMSの「PostgreSQL」をベースにしたデータベース製品。エンタープライズでの利用に必要なRDBMS機能や運用管理ツール「Postgres Studio」、性能監視ツール「Postgres Enterprise Manager」などのユーティリティ類を備えているほか、Oracle Databaseとの互換性を持つので、既存の技術者スキルを活用可能という。
また、Oracle Databaseからのマイグレーションツールを用意しているため、移行コストの削減も可能とのこと。さらに、レプリケーション機能「xDB Replication Server」により、商用RDBMSとのデータ連係もサポートする。
ライセンスは年間契約のサブスクリプション方式で提供され、サポート時間が24時間365日、CPU数制限が無制限の「プレミアム」と、サポート時間が平日9時~17時、CPU数が2ソケットまでの「ベーシック」が用意された。価格は、プレミアムが75万円(税別)/CPU、ベーシックが33万円(税別)/CPU。
またアシストでは、基本機能を備えた下位版の「Postgres Plus Standard Server」も取り扱うとのこと。こちらもプレミアム、ベーシックの両サポートが用意され、年間価格はプレミアムが50万円(税別)/CPU、ベーシックが17万円(税別)/CPU。
なおアシストでは、Postgres Plusについて、2012年度末までに50社への導入を見込んでいる。