エアー、アプリ仮想化ソフト「Propalms TSE」新版~スマホへのアプリ配信に対応


 株式会社エアーは29日、英Propalmsのアプリケーション仮想化ソリューション新版「Propalms TSE 6.5」日本語版を発表した。10月11日より販売する。

 Propalms TSEは、Windowsアプリケーションを仮想化し、各クライアントへ配信するソリューション。サーバー・ベース・コンピューティング(SBT)方式を用いて、従来のクライアント/サーバー型アプリケーションを仮想化することで、快適なリモートアクセスを実現し、企業のセキュリティと生産性を高めるという。

 新版では、対応クライアントにスマートフォン/タブレット端末(Android/iPhone/iPad)を追加したことをはじめ、さまざまな新機能を盛り込んだ。

 冗長性の確保として、ロードバランス機能において、従来のサーバーリソースベースから、使用率ベースの分配を実現。Propalms TSEのWebサーバーおよびSPR、DMZ-SPRのアクセス先を自動的に切り替える機能もサポートした。

 このほか、コンソールデザインを刷新したほか、ネイティブWindowsクライアントコネクションに対応し、クライアントデバイスにPropalms TSEクライアントをインストールすることなく、アプリケーションを実行可能にした。

 エアーでは、アプリケーション仮想化環境で課題となる印刷の諸問題を解決する「ScrewDrivers」とともに、Propalms TSEを訴求する。

 5ユーザーの場合の価格は、Propalms TSEライセンスが14万6000円(税別)。ScrewDrivers 32ビット版ライセンスが34万4400円(同)/サーバー、同64ビット版ライセンスが42万3600円(同)/サーバー。

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