エクシード、クラウドサービス「Libra」でアクセス解析ツールなどの仮想アプライアンスを提供
株式会社エクシードは21日、クラウド型サーバーサービス「Libra」のラインアップにおいて、仮想アプライアンス化した商用ソフトウェアを提供開始すると発表した。
Libraは、サーバーを「量り売り」するクラウド型サーバーサービス。Libraでは、Webサーバー、テータベースサーバーなどのサーバー構成をあらかじめテンプレート化し、サーバーテンプレートとして提供している。今回は、提供しているテンプレートのラインアップに、Webビジネス展開で必要とされることの多い、2種類の商用ソフトウェアを追加した。
今回、新たにテンプレートが提供されるのは、オーリック・システムズのWebアクセス解析ソフトウェア「RTmetrics」、ノイアンドコンピューティングのWebサイトモバイル変換ソフトウェア「ELIXIR Light」の2つ。
前者は、PC/モバイル/スマートフォン用のWebサイト訪問者の流入元、サイト内での動線や閲覧時間、コンバージョン状況などをリアルタイムに把握できるもので、ECサイトやキャンペーンサイトのビジネス成果を的確に評価し、より効果的な展開が可能になるという。
後者は、PCサイトをモバイルサイトへ簡単に変換できるツールで、運用コストを押さえた、常に最新の機種に対応したWebサイトを運営できるとしている。
従来、これらのソフトウェアは、サーバー1台ごとに導入する必要があったが、テンプレート化された仮想アプライアンスとして提供されるようになるので、迅速な導入と、必要な期間だけの柔軟な利用が、安価な料金で可能になるとのこと。
Libra利用料を含めた価格は、RTmetricsの場合が月額2万6400円から、ELIXIR Lightが月額1万9200円から。