日立情報、コンテナ型データセンターに小型版3モデルを追加


 株式会社日立情報システムズ(日立情報)は20日、コンテナ型データセンターのラインアップ強化を発表した。多様なニーズに対応するため、新たに3種類のタイプを追加する。

 コンテナ内にIT機器を入れ、データセンターの機能を安価・短期間で実現するコンテナ型データセンター。昨今では、クラウドコンピューティングの普及により、データセンターを短期構築したいとの声が増えているほか、東日本大震災を受け、災害対策・計画停電対応などのため、遠隔地でのバックアップやデータセンターを利用したいなど、ニーズが多様化している。

 日立情報ではこれまで最大80台の物理サーバー(20台/ラック×4)が収容できる製品を提供してきたが、少数のサーバーしか利用しないユーザーにとっては過剰スペックとなっていた。こうした多様化するニーズに応えるため、新たに40台収納可能な「Smallモデル」、20台収納可能な「Miniatureモデル」、4台収納可能な「microモデル」をラインアップ。「microモデル」は他の3モデル内へ増設できるなど、柔軟に構成が組めるようになっている。

 価格は、いずれも個別見積もり。

各モデルのスペック表
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