富士ソフトのクラウド基盤を利用した雇用管理システム「FSCloud PAM」


サービスの概要

 富士ソフトグループの株式会社ヴィクサスは18日、富士ソフトのプライベートクラウド基盤を利用し、SaaS型雇用管理システム「FSCloud PAM」を4月20日より提供すると発表した。流通業界向けクラウドサービス「流通クラウド」の第3弾として提供される。

 FSCloud PAMは、パートタイマー(パート)やアルバイトの応募から契約管理までを一元的に管理できる、SaaS型の雇用管理システム。応募者入力画面で登録された応募者情報をデータベースに取り込み、入社後の雇用管理に活用できるほか、契約管理機能により、契約書作成、契約更新、雇い止めの管理を実現するという。

 また、適性検査ツール「PET-p」がWeb診断システムとして標準搭載されているため、経験の浅い担当でも、採用ミスマッチ回避のスクリーニングツール、適性配置の分析ツールとして活用可能。退職者スタッフデータを蓄積し、機動的な人材確保を実現する人材バンク機能によって、新規求人のコスト削減やスムーズな再雇用を行える点もメリットとのこと。

 加えて、ヴィクサスの勤怠管理システムとシームレスに連動でき、マスターデータの一元管理に対応するほか、その他の勤怠管理システムについても、カスタマイズによって連動可能。さらに、多店舗展開されている会社にも適用でき、店舗ごとに行っている募集・契約更新業務などの進ちょく状況を、本部がリアルタイムに把握し、一元管理する機能も備えている。

 価格は、登録する人間1人あたり150円/月で、初期費用は不要。なお、買い切り型のPaaS提供、およびパッケージ販売も行うとしている。

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