エンバカデロ、DB開発者・管理者向けツールセットのOracle DB版やDB2版などを提供


 エンバカデロ・テクノロジーズ(エンバカデロ)は7日、データベースの開発者・管理者に向けたツールセット「DB PowerStudio」において、Oracle Database向けの「DB PowerStudio for Oracle」、DB2向けの「同 for DB2」、Sybase向けの「同 for Sybase ASE」を提供すると発表した。同日より販売を開始している。

 B PowerStudioは、データベース開発、管理、パフォーマンスチューニングをサポートしたソフトウェアスイートで、各データベースベンダーが提供する管理ツールの機能を補完する役割を担う。また複数バージョンのデータベースをネイティブサポートしており、単一のビジュアルインターフェイスから、開発・管理・最適化を行えるという。

 各製品には、データベース開発者向けの「Developer Edition」と、その上位版にあたる、データベース管理者向けの「DBA Edition」が用意される。Developer Editionでは、統合開発環境の「Rapid SQL」、変更管理ソリューション「DB Change Manager」、データベースパフォーマンスの最大化を支援するSQLパフォーマンスツール「DB Optimizer」を提供。さらにDBA Editionは、これらのツールに加えて、データベースの可用性、パフォーマンス、セキュリティを最大化する「DBArtisan」を提供する。

 なおライセンスには、1人のユーザーが1台のワークステーションからツールを利用できる「ワークステーションライセンス」と、ToolCloudサーバーによりライセンスを集中管理し、複数ユーザーによってツールを使用できる「ToolCloudライセンス」などがラインアップされた。

 価格はOracle Database向け、DB2向け、Sybase向けとも共通で、Developer Editionのワークステーションライセンスの場合は25万2000円、DBA Editionのワークステーションライセンスの場合は67万2000円となっている。このほか、別途年間メンテナンス費用が必要。

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