モバイル向けコンテンツ配信ツール「Handbook」のAPIを公開


 インフォテリア株式会社は6日、「Handbook」のシステム連携APIを公開した。

 Handbookは、iPhone/iPad/Android向けに製品カタログや会議資料などのコンテンツを手軽に作成・配信・閲覧できるサービス。リッチテキスト、動画、画像、クイズ、アンケートなどを自由に盛り込んだコンテンツが作成できる。

 公開したHandbook APIでは、他のシステムとの連携を実現し、より柔軟な利用を可能にする。これまでコンテンツ登録は、Webブラウザから「Handbook Studio」を使って手作業で行う必要があったが、Handbook APIを使うことで、Handbook Studioを立ち上げずに、他のシステムから直接コンテンツを自動生成できる。例えば、既存のデータベース上にある大量の製品情報などを自動的にコンテンツ変換して配信するようなことも可能という。

 2011年前半には、アンケート結果用API、試験結果用API、ユーザー管理用APIなどの公開も予定。レポーティングシステムやeラーニングシステムとの連携をはじめ、多種多様な既存コンテンツをスマートフォンに配信するプラットフォームとして、今後も機能を強化していく方針。

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