端末にデータを残さず社内ファイルを編集できる「CACHATTO SecureSandbox」


利用イメージ

 株式会社いいじゃんネットは2日、法人向けモバイルソリューション「CACHATTO」のオプションとして、「CACHATTO SecureSandbox」を発表した。

 CACHATTOは、端末にデータを残すことなく社内システムを利用できるモバイルソリューション。ノートPC、あるいはスマートフォンなどの多様な端末から社内リソースにアクセスできる。外部に設置された中継サーバーを介してデータをやり取りするのが特長。端末からのアクセスは中継サーバーに保留され、社内サーバーから定期的にポーリングする仕組みを採っており、社内へのインバウンドのリクエストを必要としない。このため、ファイアウォールに外部からの穴を開ける必要がなく、高いセキュリティを保てるという。

 これまでCACHATTOでは、Word/Excel/PowerPointなどのファイルは「閲覧」を主にしていたが、社外PCにデータを残すことなく「編集」したいというニーズに応えるため、CACHATTO SecureSandboxが開発された。

 CACHATTO SecureSandboxでは、外出先のノートPCなどで安全に社内ファイルを編集できる。使い方は、サンドボックス機能を備えたCACHATTOアプリケーションをUSBメモリで提供し、ユーザーは社外PCにUSBメモリを接続してCACHATTOを起動させる。

 CACHATTO SecureSandbox上でダウンロードされた社内データは、編集作業、メール送信、社内ポータルへのアップロードが可能となるが、USBメモリを取り外した時点で、端末側からデータが消去される。このため、情報漏えいの心配をせずに、外出先で社内での作業内容と同様の成果物を作れるのがメリットだ。

 10ユーザー(最小購入単位)の価格は、初年度が1万2000円(税別)/ユーザー、次年度以降が4000円(同)/ユーザー。

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