「ホワイトクラウド」に新メニュー、中国を拠点としたオフショアBPOサービス


 ソフトバンクテレコム株式会社は11日、企業向けクラウドサービス「ホワイトクラウド」において、企業の業務アウトソーシングを請け負うBPOサービス「ホワイトクラウド・バリュードオペレーション オフショアBPOサービス」を発表した。同日より受注を、12月より提供を開始する。

 新サービスは、中国の大連市に設立された同社グループのオフショア拠点「SoftBank PS(Dalian)Solution Service Co.,Ltd.(以下、SBPS大連)」と連携し、データの入力業務などノンコア業務・バックオフィス業務を請け負うもの。

 「シンクライアントを活用したセキュアな業務運用を確立しており、通信事業者である当社の安定した国際回線網、国内データセンターを利用した安心・高品質なリアルタイムオペレーションが可能なため、海外へ業務データを持ち出すことに不安を覚える顧客も、安心して利用できる」(同社)としている。

 具体的な特長としては、日本国外へ一切業務データを送信しないシンクライアント環境による100%ペーパーレスでの業務遂行、日本国内1社と中国国内2社の通信事業者での冗長化構成による安定したネットワーク網、日本語や業務知識など高スキルな管理者による高品質なマネジメント体制、ソフトバンクグループで約50%のコスト削減実績――などを挙げている。

 受託する業務は、申込書登録業務などの定型業務、経理・総務・人事・営業部門などのバックオフィス業務、社内向けヘルプデスク業務。これ以外も個別相談に応じる。

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