ソフトブレーン、SFA製品の新版~営業が次にやるべきことを自動ToDo化
ソフトブレーン株式会社は4日、営業支援システム(SFA)の新版「eセールスマネージャーRemix Cloud Revision 2」を発売した。
eセールスマネージャーRemix Cloudは、BI機能に優れ、Twitterなどのクラウドサービスも組み込めるSFA。新版では「プロセスマネージメント」「顧客マネージメント」「人脈マネージメント」機能を強化した。
プロセスマネージメント機能の強化では、営業スタッフが次にやらなければいけないことを、自動でToDoリストに登録したり、メール送信したりする「ネクストアクション機能」を搭載。デッドライン設定も自動で行え、例えば、「顧客課題の明確化」という進ちょくを登録した場合、自動でデッドラインが3日後に設定された「上司同行のアポイント設定」というToDoがスケジュールに登録され、メールが送信される。
また、見積書作成と、それに伴い発生する申請・承認のワークフロー機能も追加。会社名や売り上げ予定金額などがExcelの見積テンプレートに自動的に挿入され、金額変更の修正を勝手にできないようにする設定や申請ルート設定を柔軟に設けることが可能。
顧客マネージメント機能の強化では、顧客企業のグループ・法人・事業所などを5階層までひも付けて管理できる「階層化管理機能」を搭載。顧客企業グループに属する法人・事業所・部署のどこに営業をして、どういった進ちょく状況にあるのかが把握できるという。
人脈マネージメント機能の強化では、Webからの問い合わせやセミナー申し込みなどの個人情報を、自動的に取り込む「Web申込み自動登録機能」を搭載。今までは、顧客が自分で登録したデータがそのまま取り込まれ、精度の低い情報が登録されるという問題があったが、一時保存場所で確認した後に取り組むフローとするなど、高精度な情報登録が可能になった。
このほか、営業BI機能では、昨年度・今年度の予算実績対比を表示し、トレンド分析できるよう強化。スマートフォン対応として、iPhone/Androidに対応したほか、国際化対応として英語版・中国語版を完成させた。今後は中国展開なども強化し、東アジアを中心にグローバル化を狙うとしている。
価格は、SaaS版が月額1万1000円(税別)/ユーザー。オンプレミス版が13万5000円(同)/ライセンス。