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アマノ、AI時代の新勤怠管理システム「TimePro-eX」を発売 複雑な要件への対応と直感的な操作性を両立

 アマノ株式会社は、新たな勤怠管理システム「TimePro-eX(タイムプロ・エグゼ)」を12月22日に発売する。

 「TimePro-eX」は、「AI時代に最適化された勤怠管理基盤」をコンセプトに開発された勤怠管理システム。AIからの多様なデータ要求、緻密な分析・予測に応えられる製品を目指すという。

 具体的には、1000項目を超えるパラメータ設定領域を備え、パッケージ製品でありながら、演算プログラムによる柔軟な設定が可能なほか、自社SEがシステムを設計・構築することにより、業種・業態を問わず、各企業固有の運用や管理方法にフィットしたシステムを実現できる点を特徴としている。

 また、複雑な要件への対応を可能にしつつも、マニュアルが不要な直感的な操作性も追求しており、PC・スマートフォンの双方から容易に利用できるとした。

 さらに、“今やるべきこと”をシステムがすべて通知する、個社ごとの運用に合わせたオリジナルアラート通知機能を備えるほか、「申請」「承認」「入力」「修正」すべてのタイミングで異常値を自動検知し、労務リスクを未然に防止するとのこと。

 12月のリリース時には、就業規則や給与規定などの各種社内規定をAIにインプットし、Microsoft TeamsやSlackといったチャットツールから従業員の問い合わせを受け付け、自動回答する機能を搭載した。

 今後も、法改正や制度変更へ柔軟に対応し、継続的な運用をサポートするのはもちろん、2026年以降には、勤怠管理システムにログインすることなく、日常利用するチャットツール上で、AIを活用した勤怠データの照会や、過重労働や不備データの発生に関する注意喚起を行うなど、シームレスな勤怠管理を実現する機能を順次追加する予定だ。

 システムはクラウド(1社専有環境)とオンプレミスの両方に対応し、中小企業でも利用しやすいよう、サブスクリプションプランも用意される。またアマノでは、1人あたり平均200社以上のシステム立ち上げ実績を持つというSEが導入時から伴走支援することで、安心して利用できると新製品をアピールしている。

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