NEC、チェック・ポイント製ソフト搭載UTMアプライアンスの新モデル

FW性能を最大2.5倍に向上、60万円台のエントリーモデルも


 日本電気株式会社(NEC)は17日、UTM(統合脅威管理)アプライアンス「UNIVERGE UnifiedWall」において、ユーザーの要件にあわせてセキュリティ機能を柔軟に拡張できるモデルを提供すると発表した。11月15日より出荷を開始する予定。

 UNIVERGE UnifiedWallは、チェック・ポイントのセキュリティソフトとNECのハードウェアを組み合わせたUTMアプライアンス。ファイアウォール、ウイルス対策、URLフィルタ、VPN、IPSなど、複数のセキュリティ機能が統合されている。

 新モデルでは、セキュリティソフトの最新版「Check Point R71」を搭載。従来モデルと比べて、ファイアウォールのスループットを最大で2.5倍向上させたほか、必要な要件にあわせて、ユーザーが利用するセキュリティ機能を柔軟に選べるようになった。初期導入時には最小限の機能のみ利用し、必要に応じて機能を拡張できるため、不要な投資を削減できるという。

 価格は、最大スループット4.5Gbpsの最上位モデル「UnifiedWall 4100」が429万円(税別)、同3Gbpsの「UnifiedWall 2100」が288万円(税別)、同2.5Gbpsの「UnifiedWall 1100」が162万円(税別)。また今回から、エントリーモデル「UnifiedWall 100」がラインアップに追加されている。スループットは最大800Mbpsで、価格は69万円(税別)。

UnifiedWall 100/UnifiedWall 1100UnifiedWall 2100/UnifiedWall 4100
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