バンテック、AzureとBPOSを全社導入~組み合わせ事例は国内初
アクセス制限のイメージ図 |
株式会社バンテックは、約3000人が利用する社内メールシステムとして「Microsoft Exchange Online」を採用し、10月より本格運用を開始する。
今回のシステムでは、ソフトバンク・テクノロジー(SBT)が開発したID管理システム「Online Service Gate」をクラウド基盤の「Windows Azure Platform」上に構築し、Microsoft Exchange Onlineと連携。約3000人のユーザーが利用する社内メールシステムとして活用する。特長は、オンプレミス型と同等のセキュリティをクラウドサービスで実現するとともに、社外からのアクセスに対して厳密なアクセス管理、端末制御を実現している点。
マイクロソフトによれば、Microsoft Exchange Onlineを含むクラウドグループウェア「Microsoft Online Services」と、Windows Azure Platformが連携したソリューションの採用は国内初という。
バンテックは、国内物流や国際輸送などのサービスを提供するSCM(サプライチェーンマネジメント)サービスプロバイダ。マイクロソフトの選定理由としては、クラウドの柔軟性のほか、コンサルティングサービスによるサポート体制を高く評価したとしている。今後も引き続き、ITの側面からマイクロソフトの支援を受け、グローバル導入へと展開していく予定。