日本アバイア、無線LAN統合に対応したハイエンド向けスイッチ


ERS 8800

 日本アバイア株式会社、モジュラー型のネットワークスイッチ新ライン「Avaya Ethernet Routing Switch 8800(ERS 8800)」シリーズを発売した。

 ERS 8800シリーズは、旧Nortelのレイヤ2/3スイッチ。高い信頼性と拡張性を備え、金融、教育、製造、ヘルスケア、サービス業などの大規模なキャンパスコアでの展開に最適とする。従来製品と比べて、高性能CPU・大容量メモリを備えながら、大幅な消費電力削減を実現しており、省スペース型シャーシの提供で、小規模のネットワークでも手ごろな価格で導入できるのがメリット。

 シャーシのラインアップは、3スロットの「ERS 8803R」、6スロットの「ERS 8806」、10スロットの「ERS 8810」の3種類。200Gbpsのフル・デュプレックス・バックボーン・アーキテクチャを搭載。インターフェイスモジュールとしては、「10GBASE-X XFP×12ポート」モジュール、「SFP×48ポート」モジュール、「1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×48ポート」モジュールなどを備え、コアスイッチクラスタ技術により、最大200ポートの10GbEをサポートする。

 また、2011年には有線・無線LANを統合する「次世代無線LAN スプリットプレーンテクノロジー」に対応する予定。同社では、Nortel買収で力を入れるデータ事業(スイッチング、ルーティング、有線/無線LANなど)において、現状ワールドワイドで5億ドル規模の売り上げから、2012年までに10億ドル突破を目指す方針。

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