ジェイズ、Webとメールを保護する「Cisco IronPort」新モデルを販売


 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下、ジェイズ)は30日、Webセキュリティアプライアンス「Cisco IronPort S370/S670」、およびメールセキュリティアプライアンス「Cisco IronPort C370/C670/X1070」を8月2日より販売すると発表した。

 Cisco IronPort S370/S670は、独自開発のOS「Cisco IronPort AsyncOS」で動作し、高速キャッシュ・プロキシ機能、Webroot/McAfee/Sophosアンチマルウェア、ダイナミックWebフィルタ、トラフィック可視化機能など、さまざまなWebセキュリティを1台で実現する。

 Cisco IronPort S370は、1000ユーザー以上に最適な中・大規模拠点向けのモデル。クアッドコアXeon×1基、4GBメモリ、450GB HDD×4基、Gigabit Ethernet(GbE)×6ポートを備え、599万円(税別)。同 S670は、1万ユーザー以上に最適な大規模拠点、サービスプロバイダ向けのモデル。クアッドコアXeon×2基、8GBメモリ、450GB HDD×6基、GbE×6ポートを備え、1399万円(同)。

 Cisco IronPort C370/C670/X1070は、同じく「Cisco IronPort AsyncOS」で動作し、Cisco IronPortアンチスパムフィルタ(IPAS)/スパム検疫、McAfee/Sophosアンチウイルス、アウトブレークフィルタ、メール暗号化機能など、さまざまなメールセキュリティを1台で実現する。

 Cisco IronPort C370は、1000ユーザー以上の中・大規模拠点向けのモデル。クアッドコアXeon×1基、4GBメモリ、300GB HDD×2基、GbE×4ポートを備え、価格は599万円(税別)。Cisco IronPort C670は、5000ユーザー以上の大規模拠点向け、中小規模のサービスプロバイダ向けのモデル。クアッドコアXeon×2基、4GBメモリ、300GB HDD×4基、GbE×4ポートを備え、1399万円(同)。Cisco IronPort X1070は、大規模サービスプロバイダ向けのモデル。クアッドコアXeon×2基、4GBメモリ、300GB HDD×6基、GbE×4ポートを備え、1999万円(同)。

 いずれの製品も、世界最大級というレピュテーションデータベース「Cisco IronPort SenderBase Security Network」を核とする「Cisco Security Intelligence Operations(SIO)」を活用。Webセキュリティアプライアンスでは、日々発生し消失していくようなリスト型Webフィルタでの検知が難しい「Dark Webサイト」による脅威からイントラネットを保護し、メールセキュリティアプライアンスでは、レピュテーションフィルタが着信セッション開始時に動作することで、大半の迷惑メールの到達を拒否できるという。

 ジェイズでは直販、およびパートナー企業を通じて販売していく。

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