BIツール「WebFOCUS」機能限定版、自由検索に特化しSMBに訴求


WebFOCUSインフォポータル画面イメージ

 株式会社アシストは7日、自由検索機能に特化したBIツール機能限定版「WebFOCUSインフォポータル」および「WebFOCUSインフォパーソナル」の提供を開始した。

 WebFOCUSは、経営層から現場まで、幅広い利用者が情報をリアルタイムに活用できるBIプラットフォーム。今回、自由検索/非定型レポーティングニーズの高まる業務部門分析担当者や、経営企画部門などのパワーユーザー向けに、自由検索機能に特化することで低価格化したのが「WebFOCUSインフォポータル」。さらにレポート共有機能も省いた「WebFOCUSインフォパーソナル」も用意して、大企業だけでなく、IT担当者の少ない中小企業(SMB)にも訴求する。

 「WebFOCUSインフォポータル」「WebFOCUSインフォパーソナル」では、Office 2007で採用されたリボン・インターフェイスを採用し、プログラミングなしの直感的な操作でレポートを作成できるようにした。

 WebFOCUSの特徴であるさまざまなデータソースに対するデータ検索やアドホックなレポート作成機能、HTML/PDF/Excel/PowerPointなど用途に応じた形式での出力に対応。「WebFOCUSインフォポータル」では、ユーザーが個々に作成したレポートをBIポータル上で共有することも可能。

 「WebFOCUSインフォポータル」には、ユーザー統合認証基盤「WebFOCUSポータル」、自由検索機能「インフォアシスト」、データ検索専用部門サーバーが含まれ、「WebFOCUSインフォパーソナル」には、自由検索機能「パーソナルインフォアシスト」とデータ検索専用部門サーバーが含まれる。

 「WebFOCUSインフォポータル」の価格は、25ユーザーで367万円(税別)、50ユーザーで576万円(同)、100ユーザーで900万円(同)。「WebFOCUSインフォパーソナル」の価格は、25ユーザーで166万円(同)、50ユーザーで331万円(同)、100ユーザーで495万円(同)。初年度サポート料金が別途必要。

 アシストでは、今回の2製品について、今後1年間に100社への販売をめざす。

関連情報