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チェック・ポイント、さらなる効率化を実現したセキュリティ管理プラットフォーム新版

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は25日、セキュリティ管理プラットフォームの新版「Check Point R80」を発表した。セキュリティ管理のあらゆる側面を1つに統合することで、時間と手間のかかるセキュリティ関連作業を、高いレベルで自動化できるという。

 R80は、単一のプラットフォームで単一のポリシーを適用可能なセキュリティ管理プラットフォーム。境界、データセンター、クラウド環境を単一のコンソールで管理できるので、インフラ全体にわたって一貫性のあるセキュリティを実現可能。ポリシー管理の効率化と詳細な可視化を行えるほか、複数の管理者が同じポリシーを同時並行で安全に管理できるとした。

 また、セキュリティポリシーを管理しやすい複数の単位に分割し、長期にわたるセキュリティ管理の効率化にも対応。セキュリティプロセスをITプロセスに合わせて最適化することもでき、一部作業をビジネス担当者に任せるセキュリティのセルフサービスも実現するという。

 また、ネットワークのセキュリティ状況を完全に可視化できるため、発生した攻撃に素早く対応して二次攻撃を阻止可能な点も特徴とした。監視、ロギング、レポーティング、イベント相関分析の結果はすべて、カスタマイズに対応したグラフィカルなダッシュボードに集約されており、1~2回のクリックでイベントをドリルダウンしてトラブルシューティングを行うことができる。さらに、経営幹部からテクノロジーベンダーの担当者に至るまで、多様な関係者向けのカスタムレポート作成も柔軟に行えるとのこと。

石井 一志